学生生活。

実はちょっと前から職業訓練に通っています。
今まで独学でパソコンをいじっていたのでWord、Excelの基本的な知識がなかったのと、将来的に経理・総務的な知識も欲しかったので、いい機会だと思って勉強しようと。

ちょうど失業保険も切れる前で、学校に合格すればその間は失業保険が延長されるというので、体(精神ですけど)も落ち着いたので心機一転ということで学生生活を送ってます。

スポンサーリンク

職業訓練の種類

基本的には失業者の就職支援ということで無料(テキスト代は実費)で受けれます。
だいたい3ヶ月〜6ヶ月の訓練が多いみたいです。
申し込みにはハローワークからの推薦が必要な場合があるので管轄のハローワークに行って聞いてみるのがよろしいかと思います。
自己都合退職で待機期間(3ヶ月)がある人は待機期間が無くなりますし、私のように給付期間が短い人は通ってる間は給付期間が伸びたりします(給付期間が長い人は残り期間の制限があるので注意)。

公共職業訓練(離職者訓練)

主に雇用保険を受給中の人や、待機期間中の人向け。
私はこちらを受けています。
通学中はいろんな手当が出たりと、何かとお得?な制度です。

求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)

雇用保険の受給が終わった人、受給ができない人(雇用保険に入ってなかったなど)向け。
こちらもテキスト代以外は基本的に無料です。
条件によっては手当が出ます。

訓練内容

PCスキル関係(Word・Excelからプログラミング、デザインまで色々)、介護関係、会計・総務など事務関係、整備なんかの工業関係、ファイナンシャルプランナー、インテリアコーディネーター、アロマセラピストなど、こんなのまで?と思うくらいいろんな種類があります。

求職者支援訓練の方がバラエティー豊かなイメージ。
県や地域、あと訓練開始時期によってかなり違いがあるようなので、管轄のハローワークで調べてみましょう。

こちらでも調べられるのでご参考までに。

訓練を受ける場所

だいたいは民間のスクールなどに委託してそこで授業を受ける感じだと思いますが・・・
これも地域によって違うと思うので、ハローワークに聞くのが一番手っ取り早いし確実です。
都内だとカルチャースクールや専門学校の一室で開かれてるのが多いですね。

訓練中にもらえる手当

一番気になるところ!

雇用保険受給中または待機期間中(公共職業訓練)の人

  • 基本手当(雇用保険の給付)
  • 通所手当(交通費)
  • 受講手当(通称:お昼代)

の3種類がもらえます。
交通費は多少遠回りになろうが最低金額分しかもらえません。
普通の仕事の時の交通費と同じですね。最短時間のルートを申請しても、他に遠回りでも安いルートがあればそちらの金額で支払われます。

受講手当は受講した日1日につき500円もらえるものですが、最大40日分=2万円までです。
ハロワの人は「お昼代みたいなもの」と言ってましたが、まぁ確かにw
ここをいかにうまく節約するかがポイントですかね・・・

他にも寄宿手当て言うのもありますが、これは訓練に通うために一時的に家を離れる人向けの手当て。あんまり使う人はいないそうです。

あとは訓練中はハロワに通わなくて済みます。
訓練自体が就職活動の一環なので、ある意味毎日就活してるようなものです。
認定日に行かなくちゃ、ということもありません。
学校側でまとめて各ハローワークに申請してくれます。

求職者支援訓練の人

職業訓練受講給付金」という手当てがあります。
金額は10万円!
その他に交通費も出ます。
ただこの「職業訓練受講給付金」の条件がなかなか厳しいもので・・・

1.本人収入が月8万円以下
2.世帯全体の収入が月25万円以下
3.世帯全体の金融資産が300万円以下
4.現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
5.全ての訓練実施日に出席している (やむを得ない理由がある場合でも、支給単位期間ごとに8割以上の出席率がある)
6.世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7.過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない

厚生労働省HPより

・・・というもの。
まぁ一人暮らし、現在失業中であればほぼ大丈夫かと思われますが、主婦の方や実家暮らしの方は厳しいかもしれません。

職業訓練を受けるにあたっての注意点

現在無職で、就職する意思があること

ハローワーク斡旋なので・・・
学生向けや在職者向けもありますが、有料になってしまったり。
この訓練を再就職にどう生かしたいのか?ということが大前提になります。

1年以内に公共職業訓練を受講していないこと

そう何度も受けられません。
以前受講したことがある方は1年以上の期間をあけてくださいね。

雇用保険受給期間内であること

公共職業訓練の場合ですが、開講日が雇用保険受給期間内でないと受けられません。
90日、120日間の場合は受講開始前日の時点で残り受給日数が1日あればいいのですが、長期に渡って受給されている方は残り受給日数の制限があります。

●3ヶ月の給付制限が無い人

給付日数 受給日数の残り
90日 1日
120日 1日
150日 31日
180日 61日
210日 71日
240日 91日
270日 121日
300日 151日
330日 181日

●3ヶ月の給付制限がある人は150日間支給の人にまで変更あり。

給付日数 受給日数の残り
90日 31日
120日 41日
150日 51日

この残り日数も踏まえた上で相談に行くと焦らずに済みますよ。

もしこれが過ぎていた場合は求職者支援訓練に申し込むことになります。
残り給付日数が長い人ほど受かりやすいとの噂もあるのでお申し込みはお早めに!

きちんと出席できること

ここはかなり厳しいです。
平日朝9時ごろ〜5時ごろまでみっちり授業があり、本当に「学校」って感じですが、大体のところは出席率80%以上ないと退校になってしまいます。
風邪やケガなどでも、お子さんが熱を出しから、とかもダメです。
休んだり遅刻した時には診断書や遅刻の証明書と、その理由の書類を書いて提出しなきゃなりません。
しかも遅刻、早退でその日の授業の半分以上出席できない場合は欠席扱いになります。出席できなかった時間の累計で欠席扱いになることも。
とにかく手続きも面倒ですし、遅刻、早退、欠席はしないに越したことはありません。
授業も進みがめちゃめちゃ早いので、1日逃すと???な状態になるかも・・・
税金で通わせていただいてるので当然のことではありますけど、自分の体調や状況は受講の前に一考してみてください。

訓練の必要性があるか

地域や時期によっては面接があったりするそうです(私はなかったけどクラスの人は面接した人もいる)。
その学校になぜ通いたいのか、今後どんなところに就職したいのかなど、ハローワークの人と詳細を詰めておいた方がいいかもしれません。
そもそも受講申し込みまでに何回かハローワークに通う必要があるのでその時に詳しく聞いてみてもいいかも。

給付金の支払いが遅くなる

普通の雇用保険受給であれば4週間ごとの認定日にハローワークで手続きをしたら3〜4日で給付金が振り込まれますが、職業訓練に行くと月末〆めになります。
それを学校がまとめ、各生徒の管轄ハローワークに提出後、認定という流れになるので、だいたい翌月20日ごろの支払いになります。

入校前の月末に前回認定日〜入校前日までの給付金の手続きをしますが、そこから1ヶ月半ほど空くのでお金の管理は気をつけないと結構辛いです・・・
その間にテキスト代の支払いや交通費の出費もありますし。

施設見学会は行った方がいい

これは人それぞれではありますが、ほとんどの訓練校は見学会を行ってますので、教室の雰囲気の確認も兼ねて申し込み前に見学会に行くことをオススメします。
同じような訓練科目でも、内容が違っていたりするのでクラスによっては自分のスキルと合わない作業をやる羽目になる(PCはある程度使えるのに、まずはPCの電源の入れ方から〜とかから始めるetc.)かもしれません。
特にPC関係(主にOffice製品)は、スキルの目標習得範囲が微妙に違うとかあります。
試験対策までなのか、基礎・応用くらいまでなのかとか。

申し込み希望者の顔ぶれというか合格後のクラスの男女比、年齢層などもある程度わかりますし、カリキュラムについて詳しい説明もしてくれます。


だいぶ長くなってしまった・・・

現在離職中の方、転職をお考えの方は職業訓練、オススメです!
今まで関わりのなさそうだった人と出会えますし、みんな職歴も様々なので、いい刺激になりますよ。
周りと絡む絡まないも自由なので黙々と勉強でももちろんいいと思います。

訓練生活?についてもちょこちょこ書いていきますね!

ではでは(´∀`*)

スポンサーリンク
広告(大)
広告(大)

RSSで購読する